退職後体調不良が続くのはなぜ?食事と生活リズムの整え方

健康

こんにちは。看護師のトトです。

「仕事を辞めたら、もっと体が楽になるはずだったのに…」
実際に退職してみると、疲れやすくなったり体重が増えた頭がボーッとするよく眠れない
といった体調不良を感じる人は意外と多いです。

仕事をしていた頃は、通勤や階段の上り下り、社内の移動など、知らないうちに体を動かしていました。
しかし退職後は、生活リズムが一気に変わり、活動量の低下と食生活の乱れが起こりやすくなります。

ということで今回は、退職後の体調不良と整え方をご紹介します。

退職後に起こりやすい体調の変化

よくある変化には、以下のようなものがあります。

体重が増えた、または急に減った
・便秘や下痢など、腸の調子が悪くなった
・頭痛、めまい、肩こりがひどくなった
・眠りが浅くなった、昼夜逆転してしまった
・なんとなく気力が出ない、だるさが続く

これらは運動不足や栄養の偏り、生活リズムの乱れが重なって起こるケースがほとんどです。

見直したい食生活のポイント

退職後は「3食きちんと」が理想ですが、いきなり完璧にする必要はありません。

✅️まず意識したいポイント
●朝は何か口に入れる(バナナ、ヨーグルト、ゆで卵などでOK)
●タンパク質を毎食少しでも入れる
●菓子パンや麺類だけの食事が続かないようにする

✅️簡単に取り入れやすい食品
●納豆
●卵
●サバ缶、ツナ缶
●豆腐
●冷凍野菜

「自炊しなきゃ」と気負わなくても、コンビニやスーパーを上手に使うことが大事です。

見直したい運動習慣のポイント

退職後は、意識しないと1日の歩数が極端に減ってしまいます。
おすすめなのは、「頑張らない運動習慣」です。

✅️例えば、
・午前中に15〜20分だけ散歩する
・エレベーターを使わず、階段を選ぶ
・テレビを見ながら軽いストレッチをする

「運動しなきゃ」ではなく、体を動かす時間を生活の一部にするという感覚が続けやすいです。

退職後の体調不良は「自分を労るチャンス」

仕事を辞めたあとに体調を崩すのは、珍しいことではありません。
むしろ、今まで気を張って頑張ってきた体と心が、やっと休もうとしているサインでもあります。
無理に元気になろうとせず、

「今日は少し歩けた」
「今日はたんぱく質を摂れた」

そんな小さな積み重ねを大切にしていきましょう。

まとめ

仕事を辞めたあとこそ、体調管理は大切です。

・食事は「完璧」より「整える」
・運動は「ハード」より「ソフト」、「週一がっつり」より「毎日ちょっとだけ」
・体調不良は「怠けている」ことが理由ではない

新しい生活スタイルにあった体を整える習慣を身につけていきましょう。

ご精読ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました