こんにちは。看護師のトトです。
毎日の習慣として欠かせないコーヒー。
香りに癒やされ、眠気を覚ます効果もあり、わたし達の生活に欠かせない存在です。
しかし、飲み方によっては健康に良い・悪い影響を与えることをご存知ですか?
ということで今回は、栄養面からみる「コーヒーの良い飲み方・悪い飲み方」についてご紹介します。

コーヒーがもたらす体への影響
メリットとは?
コーヒーには以下のような健康効果があります。
✅️抗酸化作用
クロロゲン酸などのポリフェノールが豊富で、細胞の老化防止に役立つ
✅️集中力・覚醒効果
カフェインが脳を刺激し、作業効率や注意力をUPさせる
✅️脂肪燃焼をサポート
運動前に飲むと、代謝を高め、脂肪をエネルギーに変えやすくなる
良い飲み方とは?
栄養面からみた「良い飲み方」とは以下の通りです。
☕1.空腹時を避けて飲む
カフェインは胃酸の分泌を促すので、朝食前などの空腹時に飲むと胃への負担になります。できれば、食後や軽食後がベストです。
☕2.1日3〜4杯までが目安
適量であれば血管や脳に良い影響を与えますが、飲み過ぎると不眠や貧血の原因になります。
女性や高齢者は1〜2杯に抑えるのが安心です。
☕3.ブラック、または無糖ミルクで飲む
砂糖や甘いクリームの入ったコーヒーはカロリーや血糖値を上げる原因になります。
牛乳や豆乳を少し加える程度が◎
☕4.カフェインに弱い人は午後は控えめにする
午後3時以降のカフェイン摂取は、睡眠の質を低下させる可能性があります。
ノンカフェイン(デカフェ)を上手に利用しましょう。
悪い飲み方とは?
❌️1.甘い缶コーヒーを毎日飲む
砂糖が多く、気づかぬうちに糖質過多になりやすいです。血糖値の乱高下や脂肪増加につながります。
❌️2.コーヒーで水分補給をしようとする
コーヒーは利尿作用があるため、水や麦茶などどは異なり、水分補給には不向きです。
❌️3.食後すぐに飲むと鉄分の吸収を妨げることもある
クロロゲン酸やタンニンは、非ヘム鉄(植物性の鉄分)と結合しやすいため、特に貧血が気になる方は注意です。食後30〜1時間ほど空けてから飲むことをオススメします。
まとめ
コーヒーの飲み方によっていは、“健康的な飲みもの”にも、“不健康な飲みもの”にもなります。
1日に飲む量に気をつけて、空腹時にブラックコーヒーを飲むことは避けましょう。
ちょっとした意識で健康効果を得られる飲み方を習慣つけられます。
毎日コーヒーを飲む方は、是非実践してみてください。
明日も元気に生きられますように。
ご精読ありがとうございました。




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