血糖値ってなに?健康のカギを握る“血の中の糖”のはなし

健康

こんにちは。看護師のトトです。

「朝ごはんを食べた後、なんだか眠くなる…」
「甘いものを食べすぎた日は、何となく体がだるい…」

もしかすると、それ“血糖値”の変化が関係しているかもしれません。
ということで今回は、“血糖値ってなに?”という疑問についてご紹介します。

血糖値

血糖値ってなに?

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。
わたし達の体は、食事から摂った糖質をブドウ糖に分解して、血液を通じて全身に運んでいます。
特に、脳や筋肉の大切なエネルギー源です。

血糖値が高い・低いとどうなるの?

高すぎる場合(高血糖)
・疲れやすい
・喉が渇く
・尿の回数が増える
・長期的には糖尿病のリスクになる

低すぎる場合(低血糖)
・冷や汗、震え、動悸
・集中力の低下
・ひどいと意識障害を起こすこともある

血糖値のしくみ(インスリンの働き)

血糖値が上がると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンは血液中のブドウ糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる役割を担っています。
糖尿病はこのインスリンの働きがうまくいかない状態です。

血糖値を安定させるには?

・朝食を抜かない
・炭水化物だけでなく、タンパク質や野菜も一緒に食べる
・ゆっくり食べる(よく噛む)
・間食は低IG食品を選ぶ
・運動を習慣にする(食後の軽いウォーキングなど)

まとめ

血糖値は、わたし達の体調やエネルギー管理に直結する大切なバロメーターです。
「なんとなく不調」の裏には、実は血糖値の変動が隠れていることもあります。
普段の食事や生活習慣を少し意識することで、血糖値は無理なく安定させることができます。
明日も元気に生きられますように。
ご精読ありがとうございました。

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