「若いから大丈夫」は危険!働き世代こそ気をつけたい熱中症

健康

こんにちは。看護師のトトです。

暑くなると心配になるのが「熱中症」です。高齢者や子どもは猛暑になると色々と気をつけることが多いと思いますが、実は20〜50代の働き盛り世代の熱中症も少なくないです。
今回は、働く皆さんに知ってて欲しい「熱中症の意外な落とし穴」と、日常でできる予防法をご紹介します。

熱中症

熱中症とは、高温多湿な環境で体温調節がうまくできなくなり、体内に熱がこもって体温が異常に上昇する状態を指します。体内の水分や塩分バランスが崩れたり、発汗や血流による放熱がうまくいかなくなることで発症し、重症化すると命に関わることもあります。

なぜ若い世代で熱中症になるのか?

体力がある=過信しやすい
若い世代は無理をしやすく、体のサインに気づかず頑張り続けてしまいがちです。
「ちょっと頭が痛いけど、あと少しだから我慢しよう」と思っているうちに、急激に体調が悪化することもあります。

屋外だけでなく、室内や通勤中も要注意
仕事で外にでる営業職の方はもちろん、在宅勤務の方でもエアコンをつけずに過ごしていて、脱水や熱中症になる場合があります。また、マスク着用での通勤中も体温調節が難しくなるため、要注意です。

熱中症のサイン

・めまいや立ちくらみ
・吐き気
・頭痛
・大量の汗or汗が出なくなる(←重症)
・倦怠感
・集中力の低下
・筋肉の痙攣

など
以上は全て、熱中症の初期症状です。自覚症状でたら、無理をせず休憩と水分補給を行いましょう。

働く世代への予防方法

✅️起床後にコップ1杯の水
睡眠中も汗をかいています。そのため、起床の体は軽い脱水状態になっています。
起床後は、まず水をしっかり飲みましょう。
✅️仕事中は「喉が渇く前に」こまめに水分補給
特に屋外作業や移動が多い方は、スポーツドリンクや塩飴も取り入れて、電解質の補給も忘れずにしましょう。
✅️昼休みは涼しい場所でしっかり休む
忙しいからといって、休憩時間を削るのはNG❌️
体をクールダウンさせる時間も午後からのパフォーマンス維持に必要です。
✅️服装や持ち物にもひと工夫
通気性の良い服や首元を冷やすグッズ、日傘や帽子も効果的です。
最近はビジネスシーンでも使いやすい冷却アイテムが増えています。

まとめ

熱中症は年齢に関係なく起こすことがあります。若い世代で忙しくても、水分補給や休息、クールダウンなどのちょっとした意識が大切です。
もうすぐ夏が来ます。暑さに負けない体力づくりと、無理しない働き方を心がけましょう。

明日も元気に生きられますように。

ご精読ありがとうございました。

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