血圧はどのタイミングで測るのが良い?正確に測るためのポイント!

健康

こんにちは。看護師のトトです。

「血圧が毎日測っているのに、数値がバラバラで心配…」そんな経験ありませんか?
実が血圧は、一日の中で大きく変動するため、測るタイミングや条件を揃えることがとても大切です。
同じ人でも、朝は高め、夜は低めになる傾向があり、食事・運動・ストレス・睡眠不足などでも変動することがあります。

ということで今回は、「血圧を測るベストなタイミング」と「正確に測定するコツ」をご紹介しまうす。

血圧を正確に測るポイント

血圧は一日の中で変動する

血圧常に一定ではなく、朝の起床直後や活動中、夜のリラックスタイミなど、時間帯や状況によって変動します。

例えば、
・朝は交感神経が優位になり、血圧が上がりやすい
・食後や入浴後は血圧が下がりやすい
・ストレスや運動後は一時的に上がる

このため、測るタイミングをいつも同じにすることが、比較や記録に役立ちます。

おすすめの測定タイミング

1.朝起きてすぐ(朝の血圧)
・起床後1時間以内
・トイレを済ませた後
・朝食前、薬を飲む前
▶一日の基準値として、朝の血圧はとても重要です。特に高血圧症の方は記録することをおすすめします。

2.夜の就寝前(夜の血圧)
・入浴や商事の30分以上後
・リラックスした状態で
▶日中と比較して、血圧の変動パターンを把握することも大切です。

測定前の注意ポイント

・可能であれば5分以上、椅子に座って安静にしてから測定する
・足は組まないようにして、測定する腕は心臓の高さに合わせる
・話ながら測定しない
同じ腕で測定する(推奨は右腕)

測定回数の目安

・基本は一日2回(朝・夜)
・1回につき2回測定し、平均値を記録するとより正確
・健康診断前や体調変化時は、一時的に測定回数を増やすことも良い

記録と活用方法

血圧を測ったら、日付と時間と一緒に記録しましょう。
最近は血圧計やスマホアプリで自動記録出来るものも多く、診察時に医師に提示することは診断に大変役立ちます。

まとめ

血圧は「同じ条件・同じ時間帯」で測ることが大切です。
特に朝と夜の2回を習慣にして、記録を続けることで、自分自身の「血圧の傾向」が見えてきます。
早期の健康管理は、未来の心臓病や脳卒中などの予防にも繋がります。
ご精読ありがとうございました。

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