70歳からの“元気な毎日”をつくる生活習慣。健康寿命をのばすコツ!

健康

こんにちは。看護師のトトです。

70歳という節目は、体力や気力の変化を感じやすい年代です。
だけど、「歳だから仕方なし」と諦めるのではなく、毎日のちょっとした工夫で、
70歳以降の毎日はぐっと健やかに変化させることが可能です。
ということで今回は、70歳から取り入れたい生活習慣のヒントをご紹介します。

70歳からの健康生活習慣

毎日の“歩く”習慣

✅️ポイント
筋肉は使わないと確実に減っていきます。特に下半身の筋力低下は転倒や寝たきりにつながるため、歩くことが最も効果的です。
✅️実践法
・買い物は近くの店まで歩いていく
・エレベーターの代わりに階段を使う
・朝や夕方に15分ずつ散歩する

✅️健康効果
血流改善、血糖値の安定、骨粗しょう症予防、気分の安定

食事は“タンパク質+野菜”を意識

✅️ポイント
高齢になると食欲が落ちやすく、気付かないうちに低栄養状態になる人もいます。
特に筋肉の材料となる「タンパク質」が不足しないようにしましょう。
✅️実践法
・朝はゆで卵+味噌汁(豆腐入り)
・昼は魚や鶏肉を中心に食べる
・夜は野菜を3種類以上摂るように意識する
・間食にはヨーグルト、チーズ、ナッツなどを選ぶ

✅️水分補給
高齢になると喉の渇きを感じにくくなるので、「起床後・食事中・就寝前」にコップ1杯ずつ飲むように意識する

質の良い睡眠を確保する

✅️ポイント
年齢とともに眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚めることが増えます。
✅️実践法
・昼寝は30分以内にする(長い昼寝は夜眠れなくなる原因になります)
・夜はスマホやテレビの光を避け、照明を落とすようにする
・温かいお風呂に寝る1時間前に入る
・眠れない時は無理に布団に入らず、本を読むなどして気持ちを落ち着ける

✅️健康効果
睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が整い、認知症・生活習慣病の予防にもつながります。

脳を活性化する“趣味や学び”

✅️ポイント
脳は「使わない部分から衰える」ため、知的刺激や楽しみが大切です。
✅️実践法
・クロスワードや数独、計算問題など脳トレを取り入れる
・新しい趣味(楽器、語学、料理など)を始める
・写真や日記をつけることで思考や記憶を整理する

✅️健康効果
認知症予防、うつ症状の軽減、自己肯定感の維持

定期的に健康チェック

✅️ポイント
病気の多くは「症状が出る頃には進んでいる」ことが多いです。
70歳からは“予防”より“早期発見”が大切です。
✅️実践法
・健康診断は年に1回受ける
・血圧を家庭で測定し、数値を把握しておく
・体重や食欲、排便の変化に敏感になる

✅️健康効果
・病気の早期発見・治療で重症化を防げる
・医師との信頼関係も築きやすくなる

“人とのつながり”を大切に

✅️ポイント
孤独は高血圧や心疾患、認知症のリスクを高めると言われています。
✅️実践法
・地域のサークルや趣味の集まりに参加する
・遠方の家族とも定期的に電話やビデオ通話をする
・ボランティアや地域活動で「役割」を持つ

✅️健康効果
ストレス軽減、気持ちの安定、生活リズムの維持

まとめ

70歳を迎えても「少しの工夫」で心も体も健やかに保つことが可能です。
大切なのは、無理をせず、日常に取り入れやすい習慣を積み重ねることです。
歩く・食べる・眠る・学ぶ・検診・つながり・・・
これらを意識することで、健康寿命をしっかりのばしましょう。
明日も元気に過ごせますように。
ご精読ありがとうございました。

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