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その手指の痛み、関節リウマチかも?診断までのチェックポイント | 幸せが一番、健康も一番

その手指の痛み、関節リウマチかも?診断までのチェックポイント

健康

こんにちは。内科クリニックで働く看護師のトトです。

朝起きたときに手のこわばり、関節の痛い、腫れてる、などの症状に心当たりはありませんか?
もしかしたら、その症状は「関節リウマチ」のサインかもしれません。

ということで今回は、関節リウマチかもしれない症状、診断までのチェックポイントについてご紹介します。

関節リウマチ

どんな病気?

関節リウマチは、免疫機能の異常によって主に手足の関節が腫れたり、痛みがでたりする「自己免疫疾患」の一つです。体の免疫システムが自分自身の関節を攻撃してしまうことで、関節の滑膜に炎症が起き、進行すると骨や軟骨が破壊されて関節の変形や機能障害を引き起こします。

どんな症状が出るの?

主な症状は、
・朝の手のこわばり(30分以上続くことが多い)
・手足の小さな関節(指、手首など)の腫れや痛み
・左右対称に症状がでる(ことが多い)
・倦怠感や微熱がある

など

診断に必要な項目

1つ以上の関節の関節の腫れがある
(触診、超音波、MRI検査いずれか)

    ⇓ ⇓ ⇓

・腫れまたは痛みのある関節の数(診察)
・血液検査値の異常の有無(リウマトイド因子、抗CCP抗体)
・関節炎の持続期間(6週間未満/6週間以上)
・炎症反応の有無

症状や用語の解説

朝のこわばり
朝のこわばりとは、朝起きた直後に関節や筋肉の固まったような感じ、動かしにくくなる状態のことです。

関節症状
関節リウマチの関節症状は、主に手指や手首、膝などの関節に左右対称に現れる炎症性の症状です。朝のこわばりが30分以上続くのが特徴で、関節が腫れて熱をもち、痛みを伴います。

リウマトイド因子(RF)
リウマトイド因子とは、自己免疫の異常によって体内で作られる自己抗体の一種です。主にIgGという抗体に対する自己抗体で、関節リウマチ患者さんの約70〜80%で陽性となります。

抗CCP抗体
抗CCP抗体とは、関節リウマチに特異的に現れる自己抗体の一つです。関節リウマチの早期診断に有用で、リウマトイド因子(RF)よりも特異度が高く、発症前から陽性になることもあります。

CRP(C反応性タンパク質)
CRPとは、体内で炎症や組織の損傷があるときに肝臓で産生されるタンパク質です。値が高いほど体内で炎症が起きていることを示します。

ESR(血沈、または赤血球沈降速度)
ESRとは、血液中の赤血球が一定時間内に沈降する速さを測定する検査です。体内に炎症があるとESRの値は上昇します。特異性は低いため、診断というより病気の活動性や経過の把握に用いられ、CRPと合わせて評価することが多いです。

MMP-3
MMP-3とは、関節や軟骨、結合組織を破壊してしまうタンパク質です。MMP-3値を測定することで、関節リウマチの病気の活動性や関節破壊の進行度を評価できます。特に治療効果の判定や経過関節に有用なマーカーの一つです。

まとめ

関節の痛みは、更年期症状でも出ることもあります。また、ウイルス感染後にも同じ様に関節の痛みや腫れなどの症状がでることもあります。
診断が出るまでは不安な気持ちになる方も多いと思います。でも、きちんと検査を受けることで早期に適切な治療を進むことができます。
今回紹介した関節の症状が続く場合は、整形外科やリウマチ、膠原病などの専門医に相談することをおすすめします。

明日も元気に生きられますように。

ご精読ありがとうございました。

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