こんにちは。内科クリニックで働く看護師のトトです。
ふと、「10年後、自分はどんな風に過ごしているかな?」と考えることはありませんか?
今の生活習慣は、未来の自分の健康を大きく左右する・・・
日々、患者さんと関わる中で、このことは強く実感しています。
ということで今回は、10年後の自分の健康を守るために、今からできることをご紹介します。

今から出来る健康習慣
健康診断を受ける
健康診断、つい後回しにしていませんか?
自覚症状がないからといって油断は禁物です。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、初期はほとんど自覚症状がありません。
健康診断などで早期に発見すれば、予防やコントロールがしやすくなります。
健康診断を面倒と思わず、未来への投資として受けるようにしましょう。
毎食の献立を大事にする
自炊する時間がない、忙しい、などで頻回に外食やコンビニ食に頼っていませんか?
10年後の体は、今の食事の積み重ねで作られています。
今からの食事で、ぜひ始めて欲しいのが、
・野菜は1日350g以上を目指す
・よく噛んで(ひとくち30回)、食べすぎない(腹八分目)
・加工食品や過剰な塩分・糖分を控える
健康長寿の秘訣は、ちょっとの心がけと工夫の積み重ねです。
日常にハードルの低い運動を取り入れる
土日はジムに通う!夕食後は1〜2時間のウォーキング!
は、しなくて大丈夫です。
日常に「小さな運動習慣」と取り入れて体を動かすことを習慣化します。
例えば、
・エレベーターではなく階段を使う
・家事の隙間にスクワットする(電子レンジ使用中、煮込み中など)
・一駅分歩く(週末はひとつ手間の駅で降りてみる)
・寝る前にストレッチする(筋肉や関節をほぐす)
「運動」=意識的に活動量を増やす、にマインドを変換して習慣化すれば、未来の自分から感謝されるはずです。
睡眠で心身は回復する
睡眠不足が続くと、免疫力・集中力・メンタル、すべてに悪影響が出ます。
質の良い睡眠のためには、
・寝る1時間前はスマホやタブレットを手放す
・寝室は暗くして静寂を保つ
・できだけ同じ時間に寝起きする
「寝ること」は、健康な心身を維持にするために、もっとも欠かせない生活習慣です。
心の健康も忘れずに
ストレスや孤独な感情は、体の不調の原因になります。
大切なのは、感情を押し殺さず、ちゃんと自分の中から外に解き放つこと。
例えば、
・誰かに話す(発信する)
・サードスペースを作る(好きなカフェを探す、ジムに通う、趣味が同じコミニュティーに入る、など)
・なにも考えず、本気で休む(何もやらないという予定をつくる)
10年後も笑顔で過ごすために、人生を楽しむ心の余白をつくっておきましょう。
まとめ
健康は、何か「特別なことをする」のではなく、
「当たり前のことを、当たり前に続けること」だと思います。
10年後の自分の健康に投資するという気持ちで、今できることを、今日から1つ始めてみませんか?
未来の自分が「あのとき始めて良かった」と思うはずです。
明日も元気に生きられますように。
ご精読ありがとうございました。




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