五月病を乗り越える5つの改善策!

健康

こんにちは。内科クリニックで働く看護師のトトです。

ゴールデンウィークの余韻が薄れてきた今日このごろですが、疲れやダルさは出ていませんか?
今日は、
この時期によく聞かれる「五月病」の状態になっている方のために改善策をご紹介します。

五月病とは?

新学期、新年度が始まる4月、緊張で張り詰めた気持ちから一旦開放されるのは、5月のゴールデンウィークではないでしょうか。そんな中、連休でリラックスした状態からまた現実に戻る・・・
「なんだかやる気が出ない」「仕事や学校に行きたくない」などの症状がでることを、
五月病」と呼ばれています。
医学的な「うつ病」とは異なりますが、ココロのSOSサインの可能性もあります。
気分や気持ちが落ち込んだら、早めの段階で対策をとることをおすすめします。

おすすめ5つの改善策

生活リズムを整える

まず、朝の決まった時間に起きるようにします。しっかり朝日を浴びて体内時計を整うと、
自然とココロも前向きの姿勢になります。
そのためには、夜の就寝時間も重要です。睡眠時間が最低でも6〜7時間確保できるように、
逆算して寝る時間を決めましょう。

適度に体を動かす

ウォーキングや散歩、軽いストレッチでのOKです。運動や体を動かすと「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」の分泌を助け、気分が安定します。

誰かに話す

新しい環境によって感じる、ストレスや人間関係の難しさ、仕事や学ぶ内容との相性、などの小さな問題や悩みが生じるのも、この時期ですね。
問題も悩みも、小さいうちに対応しておきようにしましょう。
家族や友人、信頼できる人に話してみるものいいと思います。文字に起こして、問題や悩みを整理するのもいいと思い思います。人によりますが、SNSなどを利用するのも良いかもしれません。

大切なのは、自分の中から問題や悩みを一旦出して、自分自身で客観的に見ることです。

無理をしない

新生活に慣れるのは大変です。時間もかかります。
「頑張らないと」は、一旦置いといて、まずはその日のゴールを決めて過ごしましょう。
「今日は〇〇ができるようになる」のように、
小さな成功体験を積み重ねることで、自己肯定感を上げることができます。
問題が発生しても慌てず、周りの人に助けやアドバイスを求めましょう。

小さな成功体験と小さな失敗体験は、安定したココロを維持するための大切な経験です。

必要を感じたら専門家に相談する

ココロの不調は、環境が変わらない限り、改善するのが難しいケースが多いです。
「心療内科」や「メンタルクリニック」は、ココロの専門分野になります。
行きづらい、恥ずかしい、まだ自分は大丈夫、などの理由で受診することをためらう方もいますが、
怪我や病気が早い段階でケアをしたほうが良いように、ココロもケアも早期の対応で後遺症が少なくなるケースが多いです。

まとめ

五月病が誰にでも起こり得る自然な反応です。
大切なのは「無理をしないこと」と「自分を責めないこと」です。
ココロのケアも、体のケアと同じくらい大事にしてください。

明日も元気に生きられますように。

ご精読ありがとうございました。

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