こんにちは。看護師のトトです。
👴 「最近なんとなくだるい」
🧓 「疲れているだけだと思った」
👩 「少し頭が痛いけど寝れば治るかな…」
暑くなる季節、こうした“なんとなく不調”が実は熱中症の初期症状であることがあります。
熱中症というと、「倒れる」「高熱が出る」「真夏の屋外で起こる」
というイメージをもつ方も多いかもしれません。
しかし実際には、軽い症状から始まり、室内でも起こることは少なくありません。
今回は、熱中症の初期症状、見逃しやすいサイン、予防策や対処策についてご紹介します。

熱中症の初期症状
熱中症とは?
熱中症とは、
高温多湿な環境によって体温調整がうまくできなくなり、
体内の水分や塩分バランスが崩れる状態です。
通常、人の体は汗をかいて熱を逃します。
しかし、暑さや湿気、水分不足などが重なると調整機能が追いつかなくなり、
体にさまざまな症状が現れます。
特に近年は、5〜6月頃から急に暑くなる日が増え、
「まだ真夏ではないから大丈夫」と油断して熱中症になるケースも増えています。

熱中症の初期症状とは?こんなサインに注意
熱中症の初期症状は、風邪や疲労、更年期症状とも似ているため見逃されやすい特徴があります。
① なんとなくだるい・疲れやすい
最も多い初期症状のひとつです。
🧓「寝ても疲れが取れない」
👴「体が重い」
👨「動くのがおっくう」
このような症状が、暑い日や湿度の高い日に起こる場合は要注意です。
汗をかいていても、体内では水分やミネラル不足が進んでいる可能性があります。
② めまい・立ちくらみ
立ち上がった時にふらつく、ぼーっとする症状も熱中症のサインです。
血液中の水分が不足すると、脳への血流が低下しやすくなります。
③ 頭痛
熱中症では頭痛もよく見られます。
特に、
🥵 暑い場所にいた後
🥵 水分摂取が少ない
🥵 汗を多くかいた
という状況では頭痛は注意が必要です。
④ 吐き気・食欲低下
「暑くて食欲がない」と思っていても、熱中症が関係している場合があります。
胃腸の働きが低下し、気持ち悪さや食欲不振が出ることもあります。
⑤ 足がつる(こむら返り)
汗と一緒に塩分(ナトリウム)も失われることで、
筋肉がうまく働かなく足がつることがあります。
特に、屋外活動後や運動後に多く見られます。

「室内だから大丈夫」は危険
熱中症は外だけで起こるわけではありません。
実は、高齢者の熱中症は室内で起こるケースが多いとされています。
特に注意したいのが、
⚫︎ エアコンを使わない
⚫︎ のどの渇きを感じにくい
⚫︎ トイレが近くなるのを避けて水分を控える
といった状況です。
寝ている間に脱水が進み、朝にだるさや頭痛で気づくケースもあります。
熱中症かな?と思った時の対処法
初期症状の段階で対処することが重要です。
1. 涼しい場所への移動
エアコンの効いた室内や日陰へ移動する
2. 水分+塩分補給
水だけでなく、汗を多くかいた場合は塩分補給も必要です。
経口補水液やスポーツドリンクが役立つことがあります。
⚠️ただし、糖質の摂りすぎに注意です!
3. 体を冷やす
首・脇・足の付け根など太い血管を冷やしましょう。

こんな症状はすぐに受診をして下さい
以下の場合は重症化の可能性があります。
⚠️ 意識がぼんやりする
⚠️ 呼びかけの反応がおかしい
⚠️ 水分が飲めない
⚠️ 吐いてしまう
⚠️ 高熱がある
場合によっては、救急受診が必要になることもあります。
熱中症を防ぐ生活習慣
熱中症予防は「水を飲むだけ」では不十分です。
✅ 水分は“のどが渇く前”に
目安として、こまめに少量ずつ飲む習慣をつけましょう
✅ エアコンを我慢しない
室温・湿度管理も大切です。
✅ 朝食を抜かない
食事からも水分や塩分、ミネラルを摂っています。
✅ 睡眠不足に注意
寝不足は体温調節機能を低下させます。

まとめ 〜「なんとなくだるい」を軽く見ない〜
熱中症は突然重症になるわけではなく、「だるい」「頭が痛い」「少し気持ち悪い」
といった初期症状から始まることが多い病気です
特に暑さに慣れていない5〜6月は要注意です。
「疲れているだけかな」と思う症状でも、
暑さ・発汗・水分不足が重なっていないか振り返ってみましょう。
症状が続く、繰り返す場合には、他の病気(貧血、感染症、甲状腺疾患など)
が隠れていることもあります。
気になる症状がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。


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