こんにちは。看護師のトトです。
👩 「最近、なんだかずっと体がだるい」
👩 「寝ても疲れが取れない」
👩 「年齢のせいかなと思うけれど、以前と違う気がする…」
そんな“原因不明のだるさ”に悩む女性は少なくありません。
体のだるさは、単なる疲労だけでなく、貧血・橋本病(甲状腺機能低下症)・更年期症状など
女性に多い不調が隠れていることがあります。
特に40代以降では、
「更年期だと思っていたら橋本病だった」
「疲れやすさの原因が鉄不足だった」
というケースも珍しくありません。
ということで今回は、女性に多い「体のだるさ」の代表的な原因と、
それぞれの症状の違い、改善のポイントをご紹介します。

「なんとなくだるい」は病気のサイン?
なぜ女性は「だるさ」を感じやすいの?
女性はホルモン変動や月経の影響を受けやすく、
男性よりも慢性的な疲労感が出やすい傾向があります。
特に以下のような要因が関係します。
⚫︎ 月経による鉄不足
⚫︎ 妊娠・出産
⚫︎ ストレスや睡眠不足
⚫︎ 加齢による女性ホルモン低下
⚫︎ 甲状腺機能の異常
そのため、「疲れているだけ」と放置しないことが大切です。

貧血によるだるさ〜酸素不足で体が重い〜
鉄欠乏性貧血は、女性のだるさの原因として非常に多い病気です。
特に月経量が多い方、偏食、ダイエット中の方は注意が必要です。
🏥 貧血の特徴的な症状
⚫︎ 疲れやすい
⚫︎ 動くと息切れ・動悸
⚫︎ めまい、立ちくらみ
⚫︎ 顔色が悪い
⚫︎ 氷を食べたくなる(氷食症)
⚫︎ 集中力低下
⚫︎ 爪が割れやすい
💡 だるさの特徴
「動くとすぐ疲れる」「階段がつらい」という感覚が特徴です。
血液中のヘモグロビンが減ることで、全身の酸素が届きにくくなり、
エネルギー不足のような状態になります。
👍 改善のポイント
⚫︎ 鉄分(赤身肉・レバー・あさり・大豆製品)
⚫︎ ビタミンCを一緒に摂る
⚫︎ 無理な食事制限を避ける
市販のサプリでは改善しない場合は、医療機関に相談しましょう。

橋本病によるだるさ〜代謝低下で常に疲れる〜
橋本病(慢性甲状腺炎)は、女性に多い甲状腺の病気です。
甲状腺ホルモンが不足すると、体の代謝が落ち、全身の活動がスローモードになります。
🏥 橋本病の特徴的な症状
⚫︎ 強いだるさ
⚫︎ 朝から疲れている
⚫︎ むくみ
⚫︎ 寒がりになる
⚫︎ 体重増加
⚫︎ 便秘
⚫︎ 肌の乾燥
⚫︎ 抜け毛
⚫︎ 気分の落ち込み
💡 だるさの特徴
「しっかり寝ても疲れが取れない」「常に電池切れ」のような感覚になります。
更年期と症状が似ているため見逃されやすい病気です。
⚠️ こんな人は要注意
⚫︎ 家族に甲状腺疾患がいる
⚫︎ 健康診断でコレステロール高値
⚫︎ 原因不明の体重増加
橋本病の診断には、血液検査が必要になります。

更年期によるだるさ〜ホルモン変化による不調〜
更年期障害は、閉経前後のホルモン低下に伴う不調です。
一般的には40代後半〜50代前半に起こりやすくなります。
🏥 更年期の特徴的な症状
⚫︎ 疲労感・だるさ
⚫︎ ホットフラッシュ(ほてり)
⚫︎ 汗が増える
⚫︎ 動悸
⚫︎ イライラ
⚫︎ 気分の落ち込み
⚫︎ 不眠
⚫︎ 肩こり
💡 だるさの特徴
「日によって差がある」「気分や睡眠で変動する」ことが特徴です。
ストレスや自律神経の乱れも関係します。
👍 改善のポイント
⚫︎ 睡眠改善
⚫︎ 軽い運動
⚫︎ 大豆食品(イソフラボン)
⚫︎ ストレスケア
症状が強い場合は、婦人科の受診をおすすめします。

「年齢のせい」で済ませない
女性のだるさは、「忙しいから」「更年期だから」と見過ごされがちです。
しかし、
⚫︎ 貧血だった
⚫︎ 甲状腺の異常だった
⚫︎ 睡眠障害が隠れていた
というケースもあります。
“いつもと違うだるさ”が続くなら、一度血液検査で確認することが大切です。
特に、息切れ・むくみ・急な体重変化・気分の落ち込むを伴う場合は、
医療機関に相談しましょう。
ご精読ありがとうございました。




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