もう悩まないで!女性の尿失禁タイプと原因について。

健康

こんにちは。内科クリニックで働く看護師のトトです。

女性のみなさん、くしゃみをしたとき、笑っと時、重いものを持ち上げたとき、
「えっ!」と思ったことないですか?
実は、女性の尿もれは40代で悩む方が増える傾向があります。

尿もれ、ちょっと恥ずかしくて相談しにくい悩みですよね。

ということで今回は、「尿もれ」について正しく知って、前向きに向き合うヒントをお伝えします。

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尿もれ

こんな症状はありませんか?

□トイレが近く、回数が多い(1日8回以上)
□急に尿意を感じ、我慢できずに漏らしたことがある
□冷えや寒さで急にトイレに行きたくなる
□くしゃみや咳、笑ったときにもれることがある
□急に走ったり、ジャンプしたときにもれたことがある
□重い荷物を持ち上げたときにもれたことがある

尿もれにはどんな種類があるの?原因は?

尿もれには主に次の3つのタイプがあります。

腹圧性尿失禁
くしゃみや咳、運動、急に走ったり、重い荷物を持ち上げたときなど、お腹に力が入ったときに漏れるタイプです。出産を経験した女性や肥満の女性に多くみられます。
切迫性尿失禁
突然強い尿意を感じて、トイレに間に合わず漏れるタイプです。膀胱の筋肉が過剰に働くことが原因で、過活動膀胱と呼ばれます。加齢と共に増加する傾向があります。
混合性尿失禁
切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁が混在するタイプです。閉経後の女性に多く見られます。

その他の原因として、
・出産や加齢による骨盤底筋のゆるみ
・ホルモンバランスの変化
・ストレスや生活週間の乱れ
などがあります。

尿もれで悩む女性がどのくらいいるの?

尿もれで悩む女性は非常に多く、40歳以上の女性4割以上尿失禁を経験があるとされています。
女性の尿失禁のなかでもっとも多いタイプは「腹圧性尿失禁」で、週1回以上経験がある女性は500万人以上といわれています。

参照:日本排尿機能学会誌2003

女性はなぜ尿もれしやすいの?

女性が尿もれしやすい理由は、体の構造やライフイベントが影響しています。

尿道の短さ
女性の尿道は約3〜4cmと短く、直線的であるため、腹圧がかかると尿もれしやすい構造になっています。
骨盤底筋の弱さ
女性の膀胱、子宮、直腸を支えてくれる骨盤底筋が男性よりも負担が大きく、妊娠・出産や加齢によって筋力が低下します。
ホルモンの変化
更年期に女性ホルモンが急激に減少すると筋力低下が加速し、尿もれのリスクが高まります。

これかの要因により、女性は尿もれを経験しやすい傾向があります。

まとめ

尿もれは「年齢のせい」「だらしないせい」でもありません。誰にでも起こる体の変化です。
骨盤底筋を鍛えるトレーニングをすることで、尿もれを改善することが可能です。
また、薬物療法で治療も可能です。泌尿器科に相談することをおすすめします。
過活動膀胱や骨盤底筋訓練については、↓↓参考にしてください。

明日も元気に生きられますように。

ご精読ありがとうございました。

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